会社の違法すれすれの行為が社員の違法行為を呼ぶ

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私の現職では、社員との契約を守られていないということを度々聞くことがあります。

例えばですが、一度正式に決まり発表があった転勤が、転勤数日前に覆り、社員がアパートの解約までしていた為、住む場所がなくなるということも起きたことがあるそうなのです。

当然、転勤先のアパートも契約していたので、契約解除をする必要があり、違約金の支払を求められることもあるようですが、会社側が全額負担することなく、7割の負担で終わるということもあるようです。

そのような会社ですから、当然と言えば当然のことなのかもしれませんが、違法行為と指摘されてもしょうがないことが多々あります。

 

先ずは、先ほどの契約の話にも通じるところがありますが、ある工場を閉鎖もしくは縮小するため、2割の人を残し、他の人たちには別の県に移動となる辞令を発令し、それに対応できなければ退職止む無しと、脅しに近い形で迫ったようですが、やはり何割かの人は親族の面倒を見るために残らないといけなかったり、色々な事情を抱えている為、退職を選択する以外無いという状況だったようです。

しかし、会社側は、そのような事情であれば自己都合だとして、退職届を書かせて、自己都合退職として処理を行ったようなのです。

 

実際には、縮小をすることは縮小したのですが、本来の理由はリストラしたいけれど、早期退職を募ると退職金を通常よりも割り増しで支給する必要があるため、会社を存続させる為に、このような形で嘘を付いて退職者を集めたと言うことなのでした。

いわゆる経費削減の為に、嘘の辞令を出して自己都合退職という理由をつけたと言うことです。

 

当然、こんな理由だと知っていれば、労働組合もそれなりに対処していると思いますが、会社側が独断で実行した為、労働組合もどうしようも無かったというのが現実のようです。

当たり前の話ですが、それからというもの会社側と労働者側には大きな溝がくっきりと残り、労働者側が会社の言うことを信用することは無くなり、労働者側の心理としては、何時どうなるか分からないと思い、会社としては禁止されている副業を行う人も出てくるようになったのです。

 

中には、副業はしなくても、少額の横領をする人も出てくる始末で、解雇とまではなら無くても、謹慎処分や減給などになり、最終的に退職してしまう人も後を絶ちません。

このような会社で平然と働き続けるのは、精神上良くないので、時期を見て転職をしようと考えていますが、転職を告げたときにどのようなことが起こるのか心配でなりません。

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