セクハラは女性だけの問題ではない!

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■セクハラなんて想像もしていなかった

丁度、長女の妊娠が発覚したころに金銭的な問題があり、僕は某製造工場へ転職しました。製造工場でのライン作業は給料が良く、その工場は地域でも有名な大手工場だったので、このまま頑張れば家計が安定すると安心しきっていました。

 

入社当初は、上司・先輩方もとても優しく丁寧に指導してくださり、セクハラ・パワハラなどもなく、とても忙しい職場ではありましたが、環境がいい場所だと感じていました。

 

この転職は間違いじゃなかったと、心から安心し、明るい未来を毎日想像しながらワクワクし日々を送っていました。僕とほぼ同期で入社した男性は、以前の職場でセクハラで訴えられそうになったから転職したと言っていましたが、毎日が楽しかった僕は、彼のセクハラ問題について全く気にもしていませんでした。

 

まさか、自分がセクハラを受けるなんてこれっぽっちも想像せず。むしろ、セクハラの意味さえろくに知りませんでした。

 

■セクハラだったんだとやっと気づきました

いつからか、ある一人の先輩と仲良くなりました。とてもフレンドリーな方で、仕事経験も豊富であり、なによりも年が近いことが一番大きかったと思います。

 

しかし彼は、とてもボディータッチが多かったんです。最初の頃はただふざけているんだと思っていましたが、次第にその数は増えていきます。彼のボディタッチは日を追うごとに過激になり、僕はこれはセクハラだと思い始めました。もちろん、「やめてください。セクハラですよ。」と、彼に伝えましたが。

 

しかし彼はセクハラだと少しも思っていない様子で、一向に止めません。さすがに僕も上司に、セクハラを受けていますと相談しましたが、「ふざけているだけだよ。一応注意しとくよ。」と笑って済ませる始末でした。僕は、男性からセクハラを受けたのは初めての経験で、どう対応していいのか全く分からず、ずっと我慢するしかありませんでした。

 

■セクハラは女性だけの問題ではなくなってきている事実

そもそもセクハラというものは、対象人物である男性からの発言や行為に「寒気」を感じたらセクハラとして受け付けられるそうです。

 

例えば、男性から名字ではなく、名前で呼ばれた女性が「ゾゾっ」としたら、それはセクハラとして適応されてしまうそうです。僕は彼からセクハラを受けるたびに不愉快な気持ちになり、同時に怒りなのか恐怖なのかわからない感情で押しつぶされそうになりました。

 

そして僕はそのセクハラに耐え切れずに、その会社を2年と半年で退社しました。退社理由は、「家庭の事情で」です。今回のセクハラ問題は、男性対男性であったために、上司にも取り合ってもらえず、退社理由もセクハラが原因であるとは伝えられませんでした。

 

僕と同じような方をこれ以上増やさないために、セクハラという問題についてもっとたくさんの方に考えていただければと思います。セクハラは、女性だけの問題ではありません。男性の被害者もいることもご理解ください。

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