初めて建設業に就職した際に体験した違法なこと

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私はかつて建設業に勤めていたことがあります。建設業というと様々な職種があるのですが、私はその中で解体工に就職した際に体験した違法なことをいくつかお話しします。解体工に就職する前は製造業で工業用の部品を製造する工場に勤務していました。仕事内容としては嫌いではなく好きな方で長く続けていきたいと思ったくらいでした。ただ、給料に問題があって手取り14万円程度で自分は趣味が多いほうなので製造業の給料だけではやっていけない状態になっていました。そこで私はもっとお金を稼ぎたいと転職を考えて転職先をじっくりと考えました。その時は製造業で求人を探しました。

 

しかし、いくつか探しているうちにどれも似たり寄ったりで転職しても変わらないことが分かりました。製造業から離れて異業種で転職先を考えたら建設業が高給ということが分かり建設業に就職することに決めました。建設業の中で建物を壊す解体工が良い給料だったので解体工に転職することに決めました。履歴書を書いて面接を受けてすぐに採用を受けました。採用を受けた後は退職届を提出して最後まで製造業の仕事に従事しました。有休消化の際には建設業に関わる資格を多く取って解体工ですぐに従事できるように準備をしました。しかし、私はまだ建設業の本当の実態をその時は全く知りませんでした。

 

解体工に就職して間もないことです。私は作業員一人一人の顔と名前を覚えるために先輩たちと話をしていた時の話です。私はその時に資格について話をしました。すると先輩の口から信じられないことを聞きました。本来、法律で規定されている資格を持たなければ作業ができない資格を先輩は無資格で仕事をしているということでした。全員が資格を持っていないということではないのですが、一部の先輩で資格を持たないで自分の技術だけで仕事をしているので話を聞いたときはビックリしました。

 

日本の法律で「労働安全衛生法」という法律があり、この法律は危険な仕事において労働者の声明を守る法律で建設業では知っていて当然の常識的な法律です。この法律に違反すれば労働者本人だけでなく建設業者も困ることになります。その法律違反を経営者が黙認していることには戸惑いました。私は現在解体工を退職して建設業からも離れて違う業種で仕事をしています。退職した理由は、解体工に勤めている時に何かトラブルが起これば仕事が減って給料どころの話ではなくなるからです。現在勤めている業種は給料が少ないですが、今の仕事についてからは節約を頑張ってゆとりのある生活を送っています。解体工の就職がきっかけで節約意識が高まって給料で仕事を選ぶのは駄目だということに気付かされました。

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