残業はないが愛情もなかった上司

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筆者は派遣社員としてある金属製品の工場に勤めていました。残業させない方針は良かったですが、結果的に退職に追い込まれました。直属の上司に仕事でミスをすると、きつく叱られていました。別の従業員の方いわく、その職場に来る新人は年齢問わず、何人も短期で離職をしていると聞きました。したがって最初は続けさせる気がないなと思えるくらい余裕がありました。

 

次第に精神は蝕まれていき、憂鬱な気分に陥りました。もちろんミスしないように気をつけてはいましたが、一度ミスすると萎縮してさらにミスを誘発してしまう性格でした。日頃から前向きだった性格もネガティブへと変化していきます。『このままでは仕事を続けることも出来ないし、自分自身も潰れてしまう』そう直感しました。

 

したがって派遣会社の営業の方に職場の相談をしました。話は聞いてくれますが、企業の担当者と掛け合ってくれることはありませんでした。何度も訴えかけているのに、一度も応じて貰えないばかりか、説教される始末でした。この話しを聞いて貰えない上に関係のないことまで言われるのもかなりのストレスでした。結局、きつく言われるのが原因で辞めてしまうことになります。本来は適切な考え方ではないですが、もっと新人教育の在り方を考えるべきです。短期離職を繰り返しているのだから、新人をある程度続けさせることに重きを置くべきです。

 

残念なことにその上司から、その想いを感じることはなかったです。それどころか他人に仕事を覚えられたら、自分の身が危ぶまれるので、保身しているようにすら感じました。そもそも入社間もない数ヶ月の人間に不要にガミガミ畳み掛けてくる精神が理解出来ません。ましてその方は70歳に近い年齢で、特別働かないといけない年代ではありません。

 

そんな方に行くあてのないのに退職に追い込まれたのは、悔しい限りです。叱られる中にも納得のいかないことはあったので、意見を主張するのですが、まるで聞いていません。

上記のように派遣の営業もこの件での対応はありません。何度も直接言おうかと思いましたが、限界を迎えるまでプライドが邪魔をして、退職に至るまでの間、言えずに終わりました。

 

新人の気持ちなど全く汲み取ろうとも考えない上司の側で働いていたのは、とにかくしんどかったです。退職は当然、避けたい展開でしたが、実際に入社しないと分からないことでした。つまり今回の決断はやむを得なかったと考えます。

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