上司からは暴言、私からの話は無視

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私が新卒で採用され、配属された部署には仕事のばりばりできる、イケイケな上司がいました。この上司は学生時代はスポーツに明け暮れ、普段のノリも体育会系の典型的なスポーツマンタイプでした。配属されてすぐにその上司から教育を受けていました。

 

エクセルなどの簡単な入力から始めたと記憶しています。その時は誠実に教育してくれて、誠実な上司という印象を受けました。しかしその月末に行われた新人歓迎会の飲み会で違和感を感じてしまいました。その時、上司の対面に私は座っていました。上司は私に酌をしてくれました。

 

1杯飲んではすぐに酒を注がれます、これが何十回も…とにかくお酒を飲ませてくるんです。あまりにも多く飲んでいて気分も悪くなり、丁重に断ったのですが、上司は明らかに嫌そうな顔をしていました。そしてその後も飲酒を強要され、わたしは急性アルコール中毒で病院へと運ばれてしまいました。

 

その後1ヶ月ほどは普段通りの上司の振る舞いで何事もなく、私は勘違いをしていたのかと思いました。

 

しかし、勘違いではありませんでした。しばらく落ち着いた後、頻繁に飲みに誘われるようになりました。毎度新歓の時のように飲まされて、倒れることもしばしばありました。それでも執拗に飲みに誘ってくる上司に1度誘いを断ったことがあります。しかし上司はけしからんと怒号をあげ、私の座っていた椅子を蹴ってきました。

 

とても怖く感じてしまい、その後はのみの誘いを断れず、付き合うことになりました。何度もベロベロになっていましたので、体調もすぐれなくなってしまっていたので、焼酎のグラスに水のみを入れて何度かごまかしていました。しかしいつの日か上司にばれその場にあった灰皿で思いっきり頭を殴られ流血してしまいました。

 

そしてその翌日から業務にも暴君のような姿を見せるようになりました。「おはようございます!」いつものように挨拶をしましたがその日から上司は返事をしてくれなくなりました。そして私からの話はいっさい反応せず、無視されるようになりました。

 

そして、上司からの教育も以前のようではなくなり、荒い口調になりました。それからは毎日会話という会話もなく、一方的に無視されました。

 

そして業務に入った後軽微なミスを起こすと数時間にわたって叱られ何枚もの始末書を書かされるようになりました。いつしかマニュアル通り仕事をしているにもかかわらず、怒られるようにもなってしまいました。私は心が病んでしいました。長期療養を余儀なくされた私は、上司に説明いたしましたが、その時も無視、私はそのまま寮に帰ってしまいました。

 

その後私の部屋に来客があります。同じくパワハラにあっていた同僚と労働組合の方でした。労働組合の人から同情され、同僚とともに事態をすべて話しました。そしてすぐ上司に制裁が下されました。私は上司のパワハラから解放されました。そして長期療養を経て無事復職をすることもできました。

 

しかし心の傷は完全に癒えることはありません。もっと早くに異常な事態に気づいて早く誰かに相談できていれば…悔やんでも遅いのはわかっていますが、当時の不遇な環境を思い出しただけで、今も悲しくてなりません。

 

 

 

 

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