ブラック企業並みのセクハラを受けて役員に相談した話

アフィリエイト広告を利用しています

就職してすぐの頃の話ですが、私が配属された支店にセクハラの酷い上司がいました。そもそも少人数制の支店で、その上司(Aさん)以外は私の他に女の子は1人と、男性が3人の構成で勤務していました。

 

入社してすぐの頃、Aさんはとても面倒見が良く、仕事の進め方もスムーズで部下からの信頼も厚い印象でした。私も勿論最初は信頼しており、仕事の相談は常にAさんに聞いてもらっていました。

 

異変に気付き始めたのは入社して3か月ほど経った頃でした。頻繁に二人で飲みに行こうと誘われるようになったのです。理由はいつも「頑張りすぎてるのが心配だから、何か壁にぶつかる前に何でも相談して欲しい」という内容でした。

 

確かに仕事についても聞きたいことが沢山あったので素直に誘いに応じていました。しかし誰にも二人で飲みに行っている事を話してはいけないと言われていました。

 

「みんなに特別扱いと言われたら困るからね」と言われ、馬鹿な私はそれを鵜呑みにして誰にも言わないでいました。しかしさすがに週2回は多いし話す事もなくなってきたと思い始めた頃、Aさんが私を褒めるようになりました。

 

それも「髪切った?似合うね」「ネイル変えた?綺麗な色だ」など外見の変化の事ばかり。

ちょっと気持ち悪いなと思い、一度先輩に相談しましたが「気にしすぎだよ」と軽くあしらわれたので、我慢して毎日を過ごしていました。

 

それから数日後、たまたま会社に2人きりになった時がありました。若干の気まずさを感じながら仕事をしているとAさんが豹変。私の髪をいきなり触り、匂いを嗅ごうとしたのです。

 

恐怖と嫌悪感で頭が真っ白になり、Aさんと距離を取って立ちすくしていました。そんな私にAさんは「一度でいいから胸を触らせて、今からシャツを脱いで俺の膝に座ってほしい」「ブラック企業じゃこんなセクハラは日常茶飯事だよ?まあうちはブラック企業じゃないけどね、俺は例外ってことで(笑)」と。

 

私はそのまま会社を飛び出して翌日も会社を無断欠勤しました。でも1日経ってだいぶ冷静になり、会社の役員(Bさん)に相談することを決意。

Bさんは最後まで親身に話を聞いて下さり、私が今後どうしたいかを尋ねてきました。

私は会社を辞めたくなったので、Aさんの異動をお願いしました。すぐに会社は動いてくれましたが、Aさんはプライドが傷ついたのか自主退職。内心ほっとしましたが、いつか刺されるのではないかと不安な毎日です。

 

おすすめの記事