学歴と履歴書は転職に有利になる場合がある

アフィリエイト広告を利用しています

53才の団体職員です。関西の私立大学を卒業して、最初に入った会社は、全国規模の厨房機器メーカーです。最初の勤務地は兵庫県の姫路市で、主に営業を担当しました。俗にいうルート営業で、得意先を回り、商品説明をして注文を取ってくる仕事です。若かったので、無我夢中で駆け回りました。

 

得意先の担当者にも気に入ってもらい、仕事自体は楽しく感じられました。2年間その部署にいましたが、転勤で東京の本社に異動になり、営業から離れて、企画部門の仕事になりました。営業経験を活かして、販売戦略を企画しました。その部署に3年間いましたが、自分としては、営業の現場が好きなので、希望を出して営業所に戻りました。希望が通り、東京の営業所で2年か勤務しました。ところが、実家の父が病気で倒れたこともあり、故郷である滋賀県に移動願を出しました。

 

すると、上司から「あと1年東京で頑張ってくれたら、滋賀県に異動させる」と言われたので、1年間仕事を続けることにしましたが、1年後に希望は通りませんでした。30歳になっていました。仕事自体は面白く、知識もついてきたので続けたかったのですが、周りを見ていると転勤も多く、地元に帰るのは難しく思えます。

 

また、営業という仕事がら、毎日10時頃まで仕事をしていました。さすがに体力的にもきつく感じられます。実家の母のことも気になります。転職を考え始めるようになりました。

 

そこで、考えた末、実家に帰ることに決めました。会社に辞表を出し、2か月後に退社しました。仕事は実家に変えてから探しました。当時は、インターネットもなく、職安や新聞広告で探しました。営業職ではなく、事務職で安定した仕事、公務員のような仕事を探しましたがなかなかありません。

 

8年ぶりに履歴書を書くことになり、自分をどのようにアピールすればいいのか、悩みましたが、営業経験を活かすことに決めました。前職と同じ業界の仕事がすぐに決まりました。今度は直接ユーザーに販売する仕事です。

 

4年間勤務しました。ちょうどそのころ、公務員ではありませんが、団体職員の募集があり、最後の転職と思い募集しました。年齢制限ギリギリでしたが、入所が決まり転職しました。履歴書に書いた学歴と営業経験が良かったと思います。

 

それから20年が経ちました。その間に結婚をして子供が出来て家を買い幸せに暮らしています。同じ仕事を一生続けることが一番いいと思いますが、なかなか難しいと思います。続けることが難しくなったら、転職することも視野に入れて行動することも大切に感じます。それと、転職には学歴も関係してくるような気がします。それだけではありませんが。

おすすめの記事