ストレスのたまる仕事

私は、ある種の肉体労働をしておりました。といってもパソコンも使いますし、純粋な力仕事ではないのですが…。純粋な「自分」の仕事に対するストレスはあまりありませんでした。私が最もストレスを感じていたのは、「上司」に対してでした。

勤務中は、移動も含めて、非常に体を良く動かします。仕事に慣れていないときは、体重が落ちたりしていました。朝から晩まで身体を酷使し、パソコンでの入力作業などを行って、1日の作業が終わります。さて、そんな仕事の最中に、特に重要でもない用事や話をしてくる上司がいました。こちらは部下の手前、無下にも扱えません。

すんなり話が終わればいいのですが、忙しい時に限って話が長いのです。私にも意見を求めたりするのですが、正直、「あなたが決めればいいのでは?」という話の内容ばかりだったので、かなりストレスが溜まる時間でした。

一方、重要な話は部下に相談しないのです。自分で決めて、「こうなりました」、「次からこうします」とミーティングの時間などに発表するのです。さらに悪いのがその発表が直前に多いことです。「このタイミングで言われても…」ということが多々ありました。あまりにもひどいので、無礼は承知で指摘したことがあったのですが、全然理解が得られませんでした。

それどころか話をすり替えたりして、話し合いにならないことが多かったので、途中からは指摘するのもあきらめました。何をしても改善が得られないと感じるのは、非常につらい状態でした。また、この直前に発表する癖は、出張などの決定もそうでした。「今度ここに行くからこの資料用意しといて」なんてことをさらっと言うのです。しかも費用は出ません。

私が別の用事で飛行機や新幹線を予約していてもおかまいなしです。この時も当然キャンセル代などは出ませんでした。肉体的にも精神的にもつらいのに、さらに金銭面でも負担が出てくると、ストレスが溜まるというより、もう疲れ果ててしまうような状態でした。

酒癖が悪いので、一緒に呑みに行くのも苦痛でした。基本的にはお断りしていたのですが、仕事の付き合い上、仕方のない時は行きましたが…

最終的にはすべてあきらめ、「上司に接することも仕事だ」と思って勤務していました。日に日にストレスは溜まりましたが、なんとか耐え抜き、転職しました。自分の仕事がつらいと思っていなかった分、その他の「仕事」でストレスを与えられるのは本当に苦痛でした。