30代転職で職場が嫌になり厳しさを知る

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30代になり、転職をしたのですが、30代女性の転職はなかなか厳しいものがありました。希望職は介護だったのでわりとすんなりと仕事は見つかったのですが、就職をした先というのが私よりも高齢でおばちゃんばかりのグループホーム。

 

私は入社してすぐに歓迎ムードでみなさんに受け入れられたのですが、入社して一週間は質問攻めで、なぜ結婚しないで独り身でいるのかなど、洗いざらい聞かれるようになったのです。始めのうちは新人だからと我慢していたのですが、そのうちいい人を紹介すると各々で盛り上がったりと私の気持ちをおいてみんなで楽しむようになったのです。

 

そのような環境も、まあ仕方ないと思えたのですが、私がこの職場で辛いと感じたのは、みんなが私よりも年上だったこと。つまり、みんな私よりも体力がなかったり、継続しなかったりといった問題を抱えており、重たい入居者の介護は私任せになったりと、段々と仕事を押し付けられているような気がしてきたのです。

 

私も若くはなく、30代で介護に転職をして、やる気はあったのですが、二十代の頃のように身体が動かないため、私よりも年上の方々の気持ちというのは分かってはいたのですが、介護を私任せにしている風潮というのが許せなくて、どうにかみんなに仕事をしてもらいたいと思っていました。

 

しかし、みんなが動くのは身体ではなく口だけ。コールがなっても誰だろうとキョロキョロする仕草は見せるのですが、立ち上がろうともしないため、結局私が行くはめになり、他の人を対応しているときにどこかでコールがなっても動いている気配がないという恐ろしい事態も何度かありました。

 

年齢的にも経験的にも私よりも上であるため、なかなか注意をすることも出来ず、私はただ我慢するしかなかったのです。

 

しかし、きっと二十代ならやれていたことが、30代となってからは体力の限界も感じてしまい、上司に何度も注意を促しましたが、注意も聞いていないよう状況で、私は30代にして二度目の転職を誓ったのです。介護の仕事は体力的に辛いことは分かっていましたが、まさかすべてのことを任せられるとは思ってもおらず、コールや呼び声が聞こえても白地らしく知らんぷりをする、職場でも人生でもセンパイとなる方々の名演技は、体力よりも精神力を奪っていきました。

 

動けよとあんなに心のなかで念じたことはありません。虐めなどではないのですが、出勤時間になると胃が痛くなるような、とても辛い職場でした。

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