就活はスキルのある主婦でも難しい

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今では結婚して子供が出来ると産休、育休が普通になってきています。しかし、会社によって育児休暇はタブー視されているのが現状です。

 

私は結婚して子供が生まれた後も仕事を続ける予定でした。産休中、職場の方にご迷惑がかからないよう普段からこまめに整理したり、復帰後すぐに即戦力となるように事細かくメモをとって自分の武器となるよう準備していました。

 

妊娠が分かってさらに仕事に取り組む中、ある上司から出産後3か月で復帰してほしいと言われました。私は最低1年は育休を取得し、その間だけでも子供との時間を大切にしようと思っていたので、上司からの言葉は衝撃的でした。主人と何度も話し合い、主人の仕事上子供が体調を崩したから迎えに来てほしいなど保育所から連絡があっても簡単には行けない、など自宅とお互いの職場が離れていたこともあり、私はやむなく退職することを決断しました。

 

子供が生まれて約半年後、早く社会復帰したい、社会とつながっていたい、主婦業だけではつまらないと切実になり就活したいと主人に相談しました。主人は派遣の単発のお仕事なら週末とかできるんじゃないと言ってくれたので、月3,4日の週末だけアルバイトのように働くことになりました。私が働く日は主人や実母、義理の母がよく娘をみてくれました。

 

娘が2歳になったと同時にフルタイムで働きたいと本格的に就活を始めました。子供を連れてハローワークに何度も足を運びました。履歴書や職務経歴書の書き方が丁寧に書かれた冊子などを元に、家事が終わって娘が寝入った時などに履歴書を作成しました。主婦は家事、育児の他にイレギュラーなこともある、特に娘は寝つきが悪くて夜中によく起きたりしたので、隙間時間や娘の睡眠時間は私にとって貴重でした。

 

履歴書を何社かに提出して書類選考で落ちた所もあり、実際に面接を受けた会社もありました。しかし、どの会社も不採用でした。少し落ち込んでいたときにさらに追い打ちをかけたのが身内から子供がかわいそうだとか、保育園に預けて変な子供にそだったら困るとか、昔からの風習が胸に突き刺さりました。

 

子供の手がかかるのは数年、それはとても貴重な時間だというのはよくわかります。しかし、仕事をすることで愛情がなくなるわけではありません。子供を愛おしく思い自分を含む家族の将来を考えるからこそ、自分がまだ働けるときに社会に復帰しようと多くの女性は考えると私は思います。特に小さい子供を持つママが働ける職場環境、社会を築いて欲しいと切実に願っています。

 

 

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