2019年度の就活生の皆様に、私の就活体験談をお話しします。特に女性の皆様向けの内容となっております。
私は大手総合商社の一般職に内定を頂き、今年で入社4年目になります。当時私は総合商社の一般職の他に、メーカーの総合職2社に内定が出ていました。
その中で、なぜ私は商社の一般職を選んだのか。
そもそも私には仕事を通して「やりたいこと」が特にありませんでした。仕事は生活していく上で必要な「お金」を稼ぐためにするものであり、仕事内容にはそれほどこだわりがありませんでした。その中で、人との出会いや関わりが多い職場に就きたいと思い、もともと興味のあった総合商社とメーカーの営業に絞って就活を始めました。
総合商社の中でも総合職を選ばなかったわけは、総合職には必発である海外駐在をするほど仕事に打ち込みたいとは思わなかったからです。
そんな低温度ではありましたが、自分に合った働き方が出来て、理想の生活が出来るぐらいのお給料を貰えるところ、という視点で考えた結果、最終的に総合商社の一般職に決めました。
これから就活を迎える皆様は、面接は何を聞かれるのか、うまく答えられるのか、不安でいっぱいのことと思います。実際私もそうでした。
しかし、そんなに心配することはありません。就活を終えて、どの企業でも必ず押さえておきたい質問があります。それは次の2点。
・大学時代に何をやり遂げたか。
・志望動機
質問のされ方は違えど、必ず押さえておかなくてはいけない大事な質問は、この2つです。
「大学時代に何をやり遂げたか」について、内容はなんでも構いません。勉学や専門の研究、部活やサークル、アルバイトなど、本当に自分が力を入れたと言えるものを選んでください。作り話をする人がいますが、面接官に必ずその内容について2,3個質問をされますので、本当の話であったほうが答えやすいです。
そしてもうひとつ大切なのが、「志望動機」。やりたいことが元々ある人にとっては良いですが、先に述べたように私にはこれと言って会社でやりたいことなどありませんでした。
こんな時に役に立ってくれたのは、OB,OG訪問です。具体的にこの先輩がいるから行きたいと思った、という動機は最後の決め手になります。
そうして晴れて内定が出ても、入社後にこんなはずでは…とギャップに悩む人は後を絶ちません。それは、ひとえに企業研究か不十分だったから。
就活が本格的に始まる前の早いうちにやっておく方がいいことは、OB,OG訪問です。
会社のHPから得られる情報には限りがあります。そこを補ってくれるのがOB,OG訪問なのです。
私は今入社4年目になりますが、この会社に入って本当に良かったと思ってます。皆様にも後悔だけはしてほしくありません。就活は要所だけしっかり押さえれば、恐るるに足るものではありません。2019年度も就活生の皆様に少しでも参考にして頂けたら嬉しいです。