正社員での就職より決まる契約社員

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内定を貰えず、就職が決まらないまま、1浪して入った大学を卒業し、ちょこちょこ就職活動をしつつ、アルバイトを続けていた25歳の春。

 

内定自体は何件かいただいていたのですが、よくよく調べると、怪しい会社も多く、世間知らずな私は、(会社にも社会常識スレスレの価値観を持ったところがあるのだな・・・。)

と、就職は決まらないけれど、のほほんと考えていました。

 

 

実家暮らししかしたことがないので、食事に困ることはありませんし、生きていく事は出来ますが、大学を卒業して1年。少し焦りが出てきました。アルバイト先は、大学卒業後すぐに入ったところを、上司が合わないため3ヶ月で退社。

 

大学入学から3年生いっぱいまで続けていたそれまでのアルバイト先のスーパーマーケットから、戻ってきてくれと有難いお話をいただいて移籍。わざわざご指名いただいたのだからと8ヶ月ほどパートタイマーとして続けましたが、ある会社に就職が決まり、3月に退社しました。

 

しかし、辞めるのが決まってから、またも怪しい会社のために、ハローワークから辞退の要請が。仕方なく内定を辞退し、アルバイトは辞め、無職になってしまいました。

 

就職活動にはお金がかかるので、早急に決めねばなりませんが、焦って失敗するのも良くありません。新聞の織り込み広告やハローワークに通いながら、だんだん落ち込んでいき、昼夜逆転の不健康な生活になっていきました。

 

実家暮らしなので、生活に困ることは無いものの、親からのプレッシャーもありますし、居づらいのはあります。それからしばらくして、朝の求人広告で見慣れない求人を見つけました。

 

『監視とそれにまつわる雑務』監視?きちんとしたところに入社せねばと焦りながらも、もう26歳も見えてきたので、妥協もしなければ。

 

妥協とは、正社員ではなく、契約社員ということ。契約社員でも、永く続けられれば、正社員の道もあるかもしれない。その会社を受けてみることにしました。

 

業務内容は、金融システムの監視・運用・保守で、私には未知の職種でしたが、未経験でも可能とのことでしたので、応募し、面接を経て、無事、入社出来ました。

 

仕事自体は、専門用語も多く、知識も必要でしたが、わかりやすく教えてくださる先輩がたくさんいましたので苦にはなりませんでした。決まらない正社員より決まる契約社員の方が良いと入社し、3年。先に出向というかたちで、派遣元の会社の正社員になることが出来ました。

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