転職を経験
当方、30代の男性です。私は30代の前半の時に転職を経験しました。理由は子供が生まれたことで、子育てのしやすい環境を目的にしたUターンです。
転職をするにあたり、とにかく大変だったのは、自分の希望する職種と給料のバランスがとれるかどうかというところでした。前職は、首都圏内の大手企業で設計開発をしておりました。
そのおかげで、ある程度の給料をもらっていましたが、自分の生まれ育った田舎でのUターンは、給料が下がることは明確な状態で、その中でもなんとか生活ができ、可能であればボーナスももらえて、できることならば前職のスキルがある程度使えるような仕事を探すのは困難でした。
転職は正社員を希望
また、転職するのだったら、当然正社員であることを希望していました。正社員の方が福利厚生が充実しておりますし、ボーナスが退職金も期待できると考えたからです。
しかし、田舎での転職活動は思った以上に厳しく、正社員はあるにはあるのですが、それはどこも給料が安かったり、工場で夜勤勤務が必須だったり、もしくは全く畑の違った職種だったりと、どれもこれも満足のいく内容ではありませんでした。
この際、思い切って違う仕事を経験してみようかとも考えましたが、正直それにはリスクが大きく、自分の仕事一つで家族の方向性も変わってきてしまうため、思いとどまりました。
とにかくいろいろな転職サイトや、地元の友人知人のコネなどを使って仕事を探しましたところ、何とか3社程度まで、ある程度まで妥協は必要でしたが、希望に沿う仕事が見つかりましたので、実際にまずは会社見学を実施しました。
やはり、その会社の空気を肌で感じてみないと、いざ就職となったはいいが、思ったよりも感じが違うということにはなりたくなかったので、そこは慎重になりました。そして、それはとても大事なことだと思いました。実際に人事の人などと事前に話をしてみることで、会社の良し悪しはある程度把握できたため、就職先を絞ることに役立ちました。これは、今後転職をする方にも是非経験してみてほしいところだと思います。
地元のUターン支援団体
実際に今回は、地元のUターン支援団体にお願いして転職先を斡旋してもらいましたが、自分の地元にもそういった団体がある人は、是非そういったところも活用された方がいいと思います。
そういった団体は、必ず何か支援金があると思います。私の地元では、転職のための面接で、交通費が発生した場合はその半額を支援してくれました。ほかの都道府県では、Uターン後の生活費として月何万円かの補助金が出るところもあるみたいです。
転職は、なかなかにパワーのいることですが、今の時代は一つの企業にずっといるというのは少ないと思いますので、思い切って転職して新たな道を探すのもいいと思います。