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お金を稼ぐなら楽なほうが絶対に幸せだと考えていた時期がありましたが、今となっては忙しくても成長していることを実感できる職場のほうが毎日が充実すると信じています。セルフのガソリンスタンドで深夜帯の勤務を続けている私の基本的なスケジュールは、トラブルが発生する以外はゲームをプレイしていることが大半です。

 

職務怠慢という厳しい声が聞こえてきそうですが、現場の責任者が許可してくれたことなので堂々と遊んでいます。人間というものは暗くなれば自然と眠くなるので、著しく暇なガソリンスタンドの店番の途中に眠ってしまわないようにゲームをしたほうが現場の安全が保たれるという説明を受けました。その意見に私も同意したのですが、何故か推奨されるのはゲームや漫画といった娯楽系の時間潰しばかりです。

 

それら自体を批判しているのではなく、問題は自分が好きな対象で店番できないことにあります。本当は法律や経理などの資格取得のための勉強に没頭したいのですが、それは許してもらえませんでした。長時間勉強すると眠くなってくるという根拠のない理由で止められている一方、私は確信の持てる一つの仮説を立てました。

 

賢くなった労働者は現状に満足しないで新天地を求めてしまうので、わざと娯楽に限定しているのではないかということです。この仮説を立てたのは、過去に前例があったからに他なりません。仕事中に行政書士になるための勉強を続けて試験に一発合格した従業員が独立したので、一時的に現場の人員が足りず大変なことになったのです。

 

同じ出来事を起こさないために、現在の従業員たちには勉強する自由を与えないのだと考えました。ゲームなら最近はプロの道も開けていますが、専らオンライン接続できるものが対象です。携帯型端末をはじめとしたネット接続が勤務中に認められていないので、オフラインのものを黙々と楽しむしかありません。

 

もともとはネット上で資格の勉強が完結するサービスの利用を禁じるために制定したルールだと思うのですが、うまい具合にプロゲーマーへの道を閉ざしていることに感心しました。仕事終わりには何故か体中が疲労感で包まれているので、次の勤務時間ギリギリまで寝てしまう毎日です。

 

結果として勉強できる時間がほとんどありませんから、現状に満足するのが正しい姿なのだと思い込みそうになります。暇すぎる現場で行えることが限られているのは、人が想像するよりも精神的にキツイのです。

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