続かない仕事は辞めるべし!未経験から他業種へ転職した体験談

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思っていた仕事内容ではない仕事は続きません。続かない仕事は、いずれ辞めることになると思います。

 

やりたい仕事ができればいいのですが、やりたい仕事がたやすくできるわけもありません。私の体験談をご紹介いたします。

やりたくない倉庫での仕事

私が転職前にやっていた仕事は倉庫内での物流作業です。古本をネットで売買する企業であり、注文が入れば倉庫内にある本をピッキング・クリーニング・研磨・梱包・出荷の一連の流れをチームごとに行っていました。

 

また、県内にある倉庫を社用車で移動したり、ピッキングした本を別の倉庫に運んだりと全体的に体力を使う仕事でした。

 

私はもともと文章に触れることが好きで、前の会社に入社したのも本に関わることができるからという理由からです。倉庫業で本に関わることはできたものの肉体労働が中心で、大学で学んだことを生かせる環境ではありませんでした。

 

仕事は単純な作業系で、こなしているうちに分かったのは同じ作業の連続は自分にとってあまり集中力が続かないことと、体力がもたないということ。動きも同期より遅かったので、上司によく目を付けられては叱りを受けました。

 

考えれば考えるほど自分の思っていたこと、やりたいこととはかけ離れた仕事内容だったので、集中力と合わせてやる気が続かない日もしばしばあり、とにかく苦痛でした。

転職活動開始

五年、十年先を考えて自分はこのまま倉庫業の仕事を続けていてよいのか悩んだ結果、私は挑戦するなら早いほうが良いと考えて、入社して一年後に転職活動を始めました。

 

転職活動にあたって、私はおもにハローワーク、ネットの転職サイト、地域若者サポートステーション(サポステ)を利用しました。

 

ハローワークと転職サイトではさまざまな求人票が見つかるので、漠然としながらも様々な職種に目を通しながら、自分のやりたい仕事を日々探していました。

 

続かない仕事に転職するのが嫌だったので、慎重になりすぎてしまったのをよく覚えています。また、サポステはスタッフの方々からアドバイスや面接練習を受けられるので、履歴書の自己PR・志望動機のチェックや、面接の練習のために何度も通いました。

ライターを希望

転職活動と並行してやりたい仕事を探しているうち、私は本を読む以外にも文章を書くのが好きだったことから「ライター」の仕事を強く志望するようになりました。

 

未経験の業界に転職するときは、何もしないまま面接に臨むのは相応しくないと分かっていたので、私はライターになると決めてからは、文章を磨くためにブログを開設し、見る見まねで記事を執筆。更新程度はおよそ二日に一日で、仕事をしながらではなかなか早く書けるものではありませんでしたが、とにかく量とペースを意識しながら、転職のため記事を書く練習を続けました。

 

しかし、記事を書く練習をしたのは良いものの、転職活動がなかなか良い方向には進みませんでした。特に悩んだのが、自分が「未経験」だったことです。

未経験者は厳しい

経験者ならまだしも、ライターという職種は未経験で簡単に採用してもらえるほど甘くなく、ほとんどの企業からは書類選考の段階で落とされ、面接すら受けさせてもらえない状況が続きました。

 

半年が経っても状況が変わらない中、どうしてもライターを諦めきれなかった私は正社員を諦めて、アルバイトから社員を目指す方針へと変更しました。

 

アルバイトの段階では書類選考はほとんどなく、面接までは確実に辿り着けたので、そこで志望動機をアピールし続けた結果、ようやく現在の企業に採用してもらうことができたのです。ちなみにアルバイトの段階でも十社ほど落とされています。

 

私が転職を決意してからやりたいことが決まるまでに半年、転職が成功するまで一年なので、合わせて一年半もの期間が掛かっています。

 

反省点としては、とにかく転職先が決まらないのと仕事で叱られる日々が多かったことから転職活動が途中で止まってしまい、やる気が続かない状況が何度かあった点です。

 

「辞めたい」という感情だけで動き、自分のやりたいことが明確に決まっていない段階から始めてしまったので、仕事も転職活動も中途半端になってしまったのは失敗だったと振り返ります。

 

ただ、サポステのスタッフの方に相談に乗ってもらい、的確なアドバイスをいただいたことで自分のやりたいことを見つけることができ、転職活動を諦めずに続けられたと思っています。

 

相談する相手が必要

転職活動は仕事仲間には言えず、ついつい孤独になってしまいがちですが、常に相談できる相手、自分の状況を客観的に分析できる相手がいれば乗り切ることができると考えています。それゆえ一人で転職活動を続けるのではなく、サポステのように支援してくれる施設を利用することを私はおすすめします。

 

私は現在、契約社員としてwebライターのキャリアをスタートしたばかりです。社員への道はまだ先ですが、職場の先輩ライターから的確なアドバイスと刺激をもらっていて、この仕事に転職ができて本当によかったと満足しています。

 

新卒入社の方は3年我慢すべきだという意見もよく耳にしますが、自分の五年後、十年後の姿を思い浮かべて続かないと感じたり、今の会社がイメージに合っていなかったりしたら、環境を変えていくべきだと私は思います。

 

 

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