ブラック企業の実態!持ちつばかりは出来ない

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過去、自分が働いていたブラック企業での体験談を書いてみたいと思います。ブラックな要素は、何個も有るので全部書くと小説ほどにもなってしまうので、特にひどいと思った難点かを取り上げてみたいと思います。まず、通勤の際に、人身事故等で電車が大幅に遅れて、その結果会社の始業時間にも間に合わなかったという経験は誰でもあるんではないでしょうか。

 

その際に、駅の改札で延着証明をもらったら、大概の会社はそれで遅刻とはみなされないと思うのですが、以前私が勤めていたところはいくら延着証明を出しても、10分遅れればきっちり10分間ぶん給料からマイナスされていました。いくらなんでもこれはおかしいだろうと、直接総務課へ事情を聴きに行ったのですが、経理担当は「ここではこう決まっている」の一点張り。確かに決まっているのであれば仕方ないかもしれませんが、どうもしっくりきません。経理の担当者いわくNO WORK NO PAY で、いかなる事情が有ったとはいえ、働いていないという事実がある以上、賃金は発生しないということだそうです。

 

しかし、その割にその会社、仕事が終わってから残業代なしの無給での研修やら勉強会やらが月1回以上ありましたし、朝礼も月一回とは言え、始業の10分前に行っていました。これはNO WORK NO PAYに反すると思いませんか?そんなに朝礼をしたければ、始業時間から始めて10分間すればいいんです。勉強会や研修も業務時間内に行うか、残業代としてきちんと出すかしないと、こちらの遅刻は何の情状酌量の余地なしで差っ引くくせに、多少の早朝出勤、時間外の研修の無給はおかしいでしょう。持ちつ持たれつならまだわかりますが、会社のいいように持ちつばかりは出来ないです!!その後私は退職しましたが、年度末には全社員の10分の1ほどが退職するような職場であったのもなんだか納得が出来るブラック企業だったと思います。

 

このようなブラックな会社って、実はまだまだ多いんだと思います。中小企業なんかは明るみに出ることも少ないし、多少の違反が有っても問題視される機会がないので泣き寝入りのパターンが多いと思います。今、様々な業界で人手不足が声高に言われていますが、福利厚生や社員を大事にしない会社はこれからはどんどん人材が流出していく時代になるのではないでしょうか。長かった就職氷河期も終わり、これからは、労働者が会社を選定できる時代に入っていると思います。

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